2019年12月20日
■窓掃除におすすめするのは、晴れの日よりも汚れを見つけやすい曇りの日です。
可能ならば何人かで作業をして、家の内と外の両側から同時に進めると効率的です。窓の汚れは、窓の向きや高さにより成分が異なるとともに、屋内面と屋外面でも違ってくるため、汚れに合わせた掃除をしましょう。
★市販の窓用洗剤を使う窓
・台所の窓・・・油料理をした飛沫が付着しています。
・車通りの多い道沿いの窓・・・排気ガスで汚れています。
★洗剤を使う必要のない窓
・砂ぼこりや花粉など油分を含まない汚れが主な場合・・・
洗剤を使用する必要はございません。洗剤を使用すると、その分拭き取りに時間がかかってしまうためです。水でサッと流して拭き取るだけにするか、もしくはから拭きで十分な場合も多いです。
■水や洗剤を使用して掃除をするときのポイントは、「拭き取り」です!
台風や風で横なぐりの雨が降った後に窓が汚れて見えるのは、残った水滴にホコリが含まれた状態のまま乾いてしまうからです。いくら汚れを綺麗に落としても、水滴が残ったままだと乾いたときに綺麗に仕上がりません。
★拭き取りにおすすめ
・スクイージー・・・
拭き取りには、スクイージーという車のワイパーのような水切りを使用するのもオススメです。しかし、汚れがついたままのゴム面で次の拭き取りをすると汚れが広がってしまうため、窓を拭くたびにゴム面の汚れを綺麗に拭き取ることが大切になってきます。スクイージーは横や縦に使ったりできるため、あまり神経質にはならずに、気を付けるのはゴム面の拭き取りだけで十分でしょう。 そんな便利なスクイージーですが、掃除をしているときに汚れを含む水が垂れてしまうのが難点です。乾燥した日であれば、水が垂れた時点で乾いてしまいます。
・バキュームクリーナー
スクイージーの機能を持ちつつ、水を吸い込むマシンのバキュームクリーナーもオススメです。汚れを含んだ水をすぐに吸い込むので、綺麗になったことをすぐに実感できます。しかし、スクイージーと同様にゴム部分をしっかりと拭き取ることが大切です。延長棒を使えば、高所の窓の掃除もできてしまいます。
~日本経済新聞 すっきり生活 抜粋~