ハウスダストのお掃除・・・☆

2019年12月20日

ハウスダストとは、なんだろう?

ハウスダストとは、カビやダニを代表とする室内に浮遊する微粒子のことです。アレルギー症状や、花粉症、ぜんそく等のアレルギーの原因となるのが、カビやダニであると言われています。

◆日常の様々な心がけでハウスダストを軽減しましょう。

 ダニは高温多湿を好みます。そのため、一般的には夏に発生して活動し、冬は活動しないものと言われています。しかし、最近では暖房機器や加湿器などが普及したことや、生活様式が変化した等のことから、時期を問わずにダニが活動しやすくなっています。そのため、カーペットや畳、カーテン、衣類などを不潔にしているとダニの発生原因となり、ダニが発生するとかゆみや腫れ、ニキビ、ぜんそく等様々な病気の原因になると言われています。何といっても予防法は、掃除をよくすること、そして多湿にならないように換気をよくすることです。

1.お部屋を綺麗に掃除しましょう。  

 掃除機の使用は、ダニを捕獲すると同時に畳の乾燥にも役に立ちます。日常的に多くの時間を過ごす部屋は家具を少なくし、掃除しやすくしておきましょう。  部屋の中の棚や家具の上のホコリは、はたき等で撒き散らかさずに雑巾で拭き取とるか、掃除機で吸い取るようにしましょう。近年では、ハウスダストを撒き散らかさないようにしながら吸引する掃除機が発売されているようなので、これらを活用すると特に効果的です。但し、吸い込んだホコリが掃除機の排気から出ているようなタイプの掃除機では、再びホコリを撒き散らかしてしまうことになるので注意が必要です。

2.通風と換気は大切です。  

 窓やドアを開放するだけではなく、風の通りにくい押入やタンス等も出来る限り開けて、換気を良くするように心がけましょう。但し、近くに工場や道路がある場合や、花粉が飛散しやすいような時期は、かえって汚れた空気や花粉を室内に入れてしまうので注意が必要です。 また、空気の通りにくい浴室やトイレでは、なるべく24時間換気扇を動かしておきましょう。

3.室内のダニの温床を排除

 畳の上には、絨毯やカーペット等を使用しないようにしましょう。畳の通気性を悪くし、ダニの住みかとなります。やむをえない場合は、こまめに掃除機を使用し吸い取りましょう。また、同様にぬいぐるみもダニが付きやすいので、なるべく置かないようにしたり、こまめに掃除機で吸い取ったりすることが大切です。  カーテンや布団もダニの温床になりやすいので、ほこりをこまめに掃除機で吸い取りましょう。カーテンは、洗濯しやすい平織、プリント等を用いてこまめに洗濯をするように心がけましょう。

~住まいの管理手帳・戸建て編 P50.51 抜粋~

ももちゃん