2024年3月1日
マイホームの完成に向けて、荷物を新居に送ろうとしたら住所がないということがあるかもしれません。
なぜ契約書の住所では検索できないのでしょうか。
契約書に書かれている「物件の所在」と私たちが郵便で使用する「住所」とは少し違います。
契約書の「所在」は地番と呼ばれていて、土地の番号を示しています。
土地は1筆、2筆と数え、1筆の土地(敷地)には、1つの建物が原則となっています。
そのため、地番が分かるならば、建物も特定されます。
そういう意味では、地番は住所と同じです。
地番は町の境などが実際の境とは必ずしも一致せず、また整然と並んでいるわけではないという理由から、場所を特定するには不向きな面があります。
そのため、市町村によっては、「○丁目○番〇号」という郵便用の住居表示を採用しています。
住居表示を採用している市町村では、地番とは違う住所が存在することになります。
住居表示番号は、各市町村の役所に申請して決めてもらいます。
タイミングや、必要書類は各市町村にお問い合わせください。
なお、弊社では住居表示については手続きを済ませたうえでお引渡ししております。
ちょっとした「なぜ?」が解決しましたら幸いです。