2022年1月1日
ペットを室内で飼育するようになったのは、まだまだ日が浅いそうです。
私の親の時代は、たいてい庭や犬小屋で飼っていて、寒い日でも入れるのは玄関までだったと言っていました。
「番犬」から「ペット・家族」という意識の変化が室内での飼育へとシフトしていくきっかけの一つになったといわれています。
他にも住宅事情など様々理由はあると思いますが、今回はペットを室内で飼育するときに覚えておきたいことを調べていきましょう。
ツルツルしている床は滑りやすく、脱臼などを引き起こす一因ともいわれています。
足が滑って関節が可動域を超えて曲がると、負担がかかります。
また、滑って転倒することで怪我をすることもあります。
カーペットなどを利用して、ペットの足に負担がかからないようにしてあげましょう。
☆犬の前足の関節は人間と異なっているため、真横方向にはあまり開きません。
☆長毛種の犬種は、肉球の間からも毛が伸びます。 バリカンなどで刈る等の対策をしましょう。
犬や猫には全身に毛がありますが、この毛に静電気をためてしまうと部屋のゴミやダニを付着させてしまいます。
その結果、乾燥肌やひどい時には皮膚病を患ってしまうことも。
そのため、ペットの触れるインテリアは化学繊維のものよりも、綿などの自然素材の製品を採用するのがオススメです。
また、適度な湿度を保つことで静電気が発生しにくくなります。
猫の場合、市販のおもちゃなどを利用して遊ぶ空間をしっかり確保してあげることも大切です。
遊んでいい空間を作ることで、「私たちの暮らす場所」と住みわけができ、ペットによる室内の傷みが減少します。
ペットと暮らすと、想定していない場所で爪とぎをされることがあるでしょう。
躾によって少しずつよくなっていくでしょうが、全てうまくいくわけではありません。 破れた障子にはかわいい形の補修シールを使ってみてはいかがでしょう?
床のひっかき傷には床用クレヨン(ペットが舐めてしまっても大丈夫なもの)などを利用しましょう。
ペットと暮らす建築プランもぜひご相談ください!