2019年12月20日
台所のスポンジは、食後の汚れた食器を洗うのに欠かせません。
しかしスポンジには様々なタイプがあり、どれを使用するか迷う方もいるでしょう。
そこで今回は、スポンジの選び方について探っていきましょう。
★スポンジの選び方・・・
スポンジは大事な食器を傷つけてしまうこともあるため、特徴を抑えて自分の使い方に合わせて選びましょう。
① ネット付き
軟らかく、復元性のあるウレタンスポンジをナイロン製などのネットで包み込んだスポンジで、より泡立ちやすく、使う洗剤の量が少なくてすむのが特徴です。
② 2層構造タイプ
ウレタンスポンジの片面に素材が異なる洗浄面がついているタイプのスポンジです。洗浄面は不織布の他に研磨成分を含ませた素材の場合があります。研磨成分を含んでいると、焦げや固形の汚れなどが落ちやすいという特徴があります。使用する際は、ウレタン部分で泡立てたあとに洗浄面で泡を使って汚れを落としましょう。
③ メラニン製
水を含ませてこするだけで汚れを落とせるという特徴があります。油汚れや茶渋、マジック汚れも落とすことができます。しかし、洗おうとする食器などの材質がメラニンよりも軟らかいと傷がつく可能性がありますので、テフロンなど樹脂加工品をした調理器具などに使うのは避けましょう。
④ クロス状のネット
ポリエステルやナイロン製の太めの繊維で編まれていて、グラスの縁を包み込むようにして洗えるうえに、こびりついた汚れも硬い素材が巻き込んで落としやすいという特徴があります。使用後も、厚手のスポンジなどに比べて乾きやすく、雑菌が繁殖しにくいです。
★スポンジの替え時は・・・
スポンジは劣化した時が替え時です。購入当初の硬さを失って泡立てにくくなったり、端から崩れてしまったりすると洗浄力が落ちてしまいます。ネット付きのスポンジは、内側のウレタン部分が縮んでくるタイミングなどが良いでしょう。
~日本経済新聞 すっきり生活 抜粋~