住まいの情報掲示板

心地いい暮らしをかなえる自分らしい部屋づくりの条件 No.2

日々の時間をいとおしむ、ていねいな暮らし。
そんな心豊かな日常は、自分らしいインテリアから生まれます。いつまでもつきあいたくなる、部屋づくりの秘訣をまとめました。

素材や質感、フォルム、カラーなど部屋との調和をはかる

コーディネートの一番の基本は同じイメージのアイテムでまとめること。

イメージは、「素材」「質感」「フォルム」「カラー」という 4つの要素が組み合わさって生まれます。4項目とも同じものの相性はいいのですが、家具の分量や配置の「バランス」を誤ると、最初のイメージからズレてしまいます。部屋の広さや日当たりを無視したり、カラーコーデイネートの色の面積比を誤ったりすると、調和のとれた部屋にはなりません。スタイルミックスのインテリアをバランスよく仕上げるには、たとえばスチール、クール、古いなど、共通点のあるものを選ぶのも一案。

テイストの異なるアイテムを組み合わせる場合、ニュートラルカラーを基調にすると、強い個性がぶつかり合わず、まとめやすいものです。

好きなものは、手入れをしながら、大切に使い続ける

家具や雑貨が美術品と違うのは、生活で使われる実用品だということ。使う人の感性に合った美しさと、機能性や耐久性をかね備えた“用の美”であることが理想です。不満だけれど間に合せの家具を買うくらいなら、本当に気に入ったものが見つかるまで、探し続けることが大事です。スペシャルな一品を見つけることは、気の遠くなるような作業ですが、探そうとする姿勢が、暮らしのなかの美意識や審美眼を養ってくれるのです。

こうして、出合ったものだから、思い入れもひとしお。壊れたら直し、傷んだら手を入れ、傷もシミも味わいになって、大事に使い続けます。家族とともに年齢を重ね、世代を超えて受け継がれていく大切なもののある暮らしが、インテリアセンスを高めてくれるでしょう。

暮らしに季節感を取り入れる

気に入ったインテリアで過ごすことは、リラクレーションや元気のパワーを与えてくれるだけではありません。インテリアは、生活の場。日々の暮らしに生かされてはじめて、価値をもつのです。

きれいな花が手に入ったら、器に活けて飾りましょう。春の日差しを感じたら、新しいカーテンに付け替えたり、ソファを窓の近くに移動させたり。夏には、ファブリックをさわやかなマリンブルーに模様替えしたり、海をイメージする雑貨で窓辺を飾ったり。おひなさまや五月の節句、新学期に夏休み、誕生日、ハロウィンやクリスマス、お正月など、歳時の祝い事や家族のイベントに合わせて、インテリアを楽しみたいものです。季節の風や光を感じながら、過ごす暮らしが、インテリアセンスをさらに磨きます。