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お父さんの居場所 〜人はだれでもひとりになりたいときがある〜

住宅展示場などを見ていると、書斎を設けることがトレンドになっているようですが、実際にはうまく活用されていないのが現状です。

なぜうまく活用されないかというと、男性が家庭を食べて寝る場としてしか使いこなせていないためで、ただ形式的に書斎をつくっても、物置化してしまうことになるのは当然なのかもしれません。

でも、書斎は男性の居場所としても必要なのです。朝、元気に勤めに出て行っても会社の仕事や人間関係で気落ちして帰宅することもあるでしょう。

父親は、一家の大黒柱ではありますが、独立した人格でもあるのです。父親の役目からも、夫という役目からも開放されて、男としての時間を使いたいときがあるはずです。家族のだれからも邪魔されずに、ひきこもって泣く場所はあるでしょうか。

子供たちにはそれぞれ個室があり、妻には主婦コーナーがあるのに、お父さんには個室がないのがふつうです。週休2日制が定着して父親も家にいる時間がふえました。2日間とも家族サービスとはいかないでしょう。

自分だけの時間も必要だし、そのための場所も必要になります。たとえば、廊下の一部をご主人専用のコーナーにしたり、納戸をリフォームして書斎にしたり、工夫しだいでちょっとしたくつろぎの場所になると思います。そこに仕事関係の本や趣味の本、物品などを置く、他人からみればむさくるしい場所でも本人からすると自分の城。
お父さんの居場所をお宅でも考えてみてはいかがですか?

書斎のイメージ